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あなたのシミのタイプ(種類)をチェックして適切な治療をおこないます。
1)茶色っぽいシミ(日光、紫外線にあたることにより生じた色素斑)やソバカス
表面がスムースで平らな茶色いシミは皮膚の表面かやや深いところにあります。
この場合はシミのメラニン色素に効くレーザーやフォトフェイシャルが効果的です。
顔に部分的にある比較的小さいものにはシミを取るのに適したレーザーがよいでしょう。
レーザーは照射回数が少ないのですが、かさぶたができますので、広い範囲には照射できま
せん。顔に広い範囲にあるシミには回数はかかりますが、フォトフェイシャルがよいでしょう。
フォトフェイシャルはノーダウンタイム、つまり治療後もかさぶたなどができないのですぐ
顔を洗ったり、お化粧をしたりすることができます。だからお顔全体にあてても安心です。
ハイドロキノンとレチノイン酸を用いたシミ取りクリームも有効です。
オバジ式スキンケアーシステム(ニューダームシステム)もこのタイプのシミに効果があります。
2)茶色でもりあがった、ざらざらしたシミ(老人性のいぼ)
年とともに厚みを増して、手で触ってわかるほどざらざらして膨らんだシミは表皮の角質部分が
盛り上がってできる、脂漏性角化症や老人性疣贅(いぼ)といわれるものです。
これらはウルトラパルス炭酸ガスレーザーやQスイッチレーザーで比較的簡単にとれます。
削りとったあと数日間はかさぶたができますが、すぐにとれてつるつるになります
3)シミがほほやこめかみに左右対称性にある場合
両ほほに左右対称性にできる肝斑というシミは面積も大きく顔全体の印象を暗くしがちです。
肝斑は紫外線、お化粧やホルモンのバランスで生じると言われます。その他のシミより難治性
です。レーザー治療は色が濃くなるので効果がありません。しかし、あきらめないでください。
肝斑にはシミを押さえる内服薬(ビタミンCトラネキサム酸)、ハイドロキノンやビタミンC
誘導体などの美白成分の塗り薬、イオン導入などが効果的です。さらにフォトフェイシャルを
組み合わせる混合治療も有効です。フォトフェイシャルをはじめますと、肝斑以外の部分が白く
なるので一時的に色が濃くなると感じますがあわてないで気長に治療すると肝斑部も白くなって
いきます。その人その人に合わせた症状に対して治療を行うことが重要です。肝斑は比較的
長い治療となりますので治療費の負担がかからないように組み合わせを工夫しています。
4)青黒いシミがまぶたの上下に目立つ場合
目のまわりやほほ部のやや青みを帯びたシミは皮膚の表面ではなく深い部分(真皮)にメラニン
が沈着しておこることが多く、太田母斑、太田母斑様色素斑(目のくまタイプ)、太田母斑様色
素斑(ソバカスタイプ)といわれるものです。Qスイッチレーザーが有効です。あとが残らず
なおるので安心です。また、肌を引き締める効果もあります。
5)レーザー治療のあとのケアーについて
実は治療後のケアーがとても大切なのです。レーザーで削り取った後はかさぶたができますが、
かさぶたを無理にはがさないよう気をつけていますと1〜2週間ほどでかさぶたがとれます。
とれたあと、ピンク色の肌になります。その後はこまめに日焼け止めをぬりましょう。
レーザー治療後1ヶ月すると続発性色素沈着といって一時的に茶色くなることがありますが、
これに対してはハイドロキノンなどの色素沈着をおさえる薬をぬれば色がとれますので安心
してください。その後は紫外線予防をこまめにしてください。効果のある医療用日焼け止め
クリームをまめに塗ってください。なんといっても日焼けによってシミができるのですから
日焼け予防がシミの予防になります。
6)しみが顔全体にある、お肌のくすみが気になる場合
オバジ式スキンケアーシステムが効果的です。私もこの治療を受けていますので、なんでも
相談してください。朝、夜使う基礎化粧品の中に角質をはがしてターンオーバーを促すピー
リング成分や美白のハイドロキノンがシステム化されています。それにレチノイン酸を加える
ことにより皮膚代謝アップの相乗効果で、皮膚を土台から美しく再生させます。
自宅で毎日のスキンケアーを行いながら治療ができるので大変便利です。
個人個人の皮膚の状態を診察して皮膚のタイプ(デリケートな肌、乾燥肌、刺青肌、にきび肌)
に合わせて矢永博子が処方します。また、定期的に診察して患者さん個々に最もあった処方を
致します。
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