- わきが -
わきがでお悩みのかたも多いと思います。わきがは夏場にたいへん困りますので、できればそれ

以外のシーズンに治療を終えられることが大切です。当院はスタンダードな腋臭症手術で直視下

に臭いの元となるアポクリン腺を剪除する方法です。”皮弁法”といいますが、この方法は形成

外科の歴史のなかで確立された方法です。成績も安定しています。

においは70〜80%程度、汗の量は50%程度の減量を目標とします。

においも汗も完全にはなくならないのが事実です。これはヒトのわきの解剖学的構造上、やむを

得ないことです。でも本当にわきがでお悩みのかたは仮に20〜30%残ったとしても、そこまで減量

できればかなり違います。あとは日常的なケアーをきちんと行えば、それほど困ることはないと

思います。過去に他院で手術を受けられて十分な効果が得られなかった方の再手術も数多く

行ってきました。

保険適用です。
手術当日の保険本人負担分は約3万5千円、その他に投薬料、注射料、

術前検査料、短期滞在手術管理料(当院は手術日に麻酔科医が勤務していますので特別な安全

管理料の加算が許可されています。)等が1万円程度です。合計4万5千円程度です。

もちろん日帰り手術で行っています。わきがの手術は大きな病院では現在も入院を原則として

行っているところも多くあります。また、わきがの手術は局所麻酔剤を比較的多く使用する手術でも

ありますので、安全管理は非常に大切です。


当院の手術プログラムですが、

初診時診察と術前検査を行います。手術予定日を決めます。

手術当日2名の医師で両側同時に手術を行います。約1時間以内で終わります。

その後通院の必要な日は、

手術翌日来院。

手術後3日目(もしくは2日目)来院。ドレーン抜去傷に問題なければわきにもシャワーをかけて
洗ってかまいません。これ以降はご自分で自宅で処置を行っていただきます。

手術後1週目来院。
手術後2週目来院。

できればその後も2週間に1回程度のレーザー治療に通院されると、きずあとの経過が良いようです。
(術後2〜3ヶ月までを目安とします)

手術後6ヶ月でこの治療の経過観察を一旦終了します。

わきがの手術を行うとわきの毛も少なくなります。手術のあと半年〜1年くらい経過してから医療用

レーザー脱毛を行うとわきの毛の手入れも不要となります。さらに、臭いや汗も一段と少なくなります。


Q:再発することはありますか?

A:
再発という表現自体が不適切と思うのですが、やはりどの程度手術の時にアポクリン腺が取り除け

たかということが大切です。はじめに書きましたように手術により100%すべて腺組織がとりのぞかれる

わけではないので、若干は残ります。その一部残存する腺組織が術後ある時期より機能亢進するという

現象は書物に記載はあったようです。