2001年7月 当院開院以来 乳房・乳頭乳輪再建手術は 1139 例です  (2008年09月01日 現在)
 当院開院前にも、聖マリアンナ医科大学、久留米大学病院で250例の再建を行った実績があります

乳房再建について


腫瘍切除後の組織欠損、機能障害の修復と再建について

 女性にとっては乳がんで乳房を失うとわかった時点で精神的苦痛は察して余りあるもの
があります。患者さんは「頭がまっ白になって、気が動転して何も考えられない」とおっしゃ
います。患者さんにしてみれば乳がんの手術そのもの、そして生命予後について思い悩み
不安を持ち、乳房の再建まで考える余裕のないことも事実です。また、患者さんの中には
乳房を失うことを恐れて病院にいくことや、手術をためらっている間にがんが進行してしまう
症例もあります。まず、乳がんに対する治療を恐れずに受けること、そして失った乳房の
再建ができることをよくご理解いただきたいと思います。
 患者さんは乳がんの手術の前に乳房再建という選択肢もあることがわかっていれば
手術を受けるのがこわくなかったとおっしゃいます。乳房再建は生命予後に関わる手術
ではありませんから、患者さんが希望されるときにいつでもできます。ただ、再建ができる
ということを知っていると心強いものです。
 ここ10年の間に乳がんの手術方法も進歩してきました。それに従って乳房の再建法も
多様になっています。乳房再建をすることで日常生活の質が向上します。患者さんはなに
より乳房がないことが気きにならなくなることがうれしいとおっしゃいます。
 女性にとっては単に乳房らしいものができるのであれば再建手術を受ける意味があり
ません。私の目標は健康な方の乳房により近い美しい乳房を再建することです。
この目標に向かって日々努力しています。乳房再建、乳頭乳輪再建、また陥没乳頭など
胸に関することはすべて気軽にご相談ください。

院長:矢永 博子

私はこれまで20数年間にわたって、数多くの患者
さんの乳房再建を行ってきました。
経験豊富な実績に基づき出来る限り個々の患者さん
の希望に沿うような美しい乳房を再建できるように
日々努力しています。
女性の医師ですので、なんでも気軽にご相談ください。

−担当医師より−

 乳房再建の希望がある、または考えてみたいと思わ
れる患者さんはできれば 乳がん手術の前に乳腺外科
の担当の先生にそのことを相談されるのがよいでしょう。
 また、乳がんの手術が終わって、精神的なゆとりが できて乳房再建のお話を聞いて
みたい場合もぜひ相談してください。私ども形成外科医に直接相談されても良いです。

 私どもの方から外科の先生に連絡をとることもできます。患者さんが希望されれば
いつでもお話をすることは可能ですし、再建をするかしないかはよく話を聞いて決めて
ください。乳がんの治療と再建はまったく別のものですから、再建をしたあとも必ず、
乳腺外科で乳がんの定期検診を受けられるよう勧めます。

 乳房再建を希望される患者さんの多くは、「家族や友人と温泉旅行にいきたい」
「きがねなく温泉に入りたい」 「スポーツをしたい」 「胸の開いた洋服をきたい」
「補装具(パットなど)が不便である」と考えて決心される方がほとんどです。

ひとりで思い悩まないでぜひ私ども形成外科医にご相談ください。

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