口唇裂の傷あと治療
目次
あなたのお悩みはどれに当てはまりますか?
- 以前に受けた口唇裂の手術あとが気になる
- 手術あとのせいで鼻の変形が気になる
- 笑顔に自信が持てない
- 傷あとが硬くてひきつれる感じがある
- 自然な口元にしたい
- 傷あとが目立ち、笑顔や会話時に気になる
対象となる主な症状
手術の傷あと・術後の変形に対して行う再生医療的なアプローチです。
手術後の傷あと
鼻の変形
(手術後の後遺症)
仕上がりをより
自然に整えたい方
再生医療での
修正治療を
希望する方
口唇裂の手術は小児期に行うため、成長に従い術後の傷あとが広がり、段差ができてくるなど変形が目立つことがあります。また、傷あとの引き攣りによる鼻の変形が強く見える方もいます。オリジナルの治療を総合的に組み合わせることで整容性の高いレベルの治療が行えます。
口唇裂の傷あと治療について
当院では、口唇裂術後に残る唇の傷あとや鼻の変形に対して、
次のような再生医療と形成外科的アプローチを組み合わせて治療します。
上口唇の傷あとに関しては自家培養表皮細胞シート、バイオコラーゲン(自己コラーゲン)による治療を、鼻の形の左右差や変形に関しては自家組織(耳介軟骨、筋膜)、自家培養軟骨細胞組織を用いた整鼻術を行います。口唇(赤唇)の左右差、ボリュームの違いについては脂肪注入(マイクログラフト、ナノグラフト)や特殊なレザー照射を行います。
これにより、術後でもより整容性の高い自然な仕上がりを目指します。
口唇裂の傷あと治療の特徴
01 point
ご自身の組織を活かす再生医療を応用した治療
患者さんご自身の皮膚や軟骨などの組織を用いた再生医療を行うため、人工物による違和感がありません。
触れたときの硬さや不自然さが少なく、時間が経つほど周囲の組織になじんでいく、やわらかな仕上がりを目指します。
02 point
傷あとを目立たなくし、周囲の皮膚となじむ自然な見た目を目指します
傷あとの色むらや質感の差を整えることで、周囲の皮膚との境目が目立ちにくくなります。
見た目の自然さを重視し、日常生活の中でも傷あとを意識せずに過ごせる状態を目指します。
03 point
傷の段差や不整形部を整えたうえで、自家培養表皮細胞シートを移植
治療ではまず、傷あとの凹凸や段差を丁寧に整えます。
その上で培養した表皮細胞シートを移植することで、皮膚表面をなめらかにし、より整った外観へと導きます。
04 point
鼻と唇を総合的に診断・治療するため、バランスの取れた結果を目指します
口唇裂では唇だけでなく鼻の形や位置も影響を受けていることが多くあります。
当院では鼻と唇を別々に考えるのではなく、顔全体のバランスを見ながら総合的に治療を行います。
口唇裂の傷あと治療の流れ
初診・診察
まず来院し、治療適応かどうかを診断。検査(血液検査など)を行います。
皮膚・軟骨採取
検査から3ヵ月以内(できれば1ヵ月以内)局所麻酔下で皮膚を採取(耳の後ろ、わきの下など目立たない部位)します。鼻の形成が必要な方は軟骨の採取も行います。
培養期間
まず来院し、治療適応かどうかを診断。検査(感染症・一般検血・凝固系など)を行います。採取後、手術可能な状態になるまで最短で約2 ヵ月半かかります。培養がうまくいかない場合は再採取の可能性も。再度組織(皮膚・軟骨)採取を行う可能性もあります。(培養成功率は95%以上)
手術日決定・移植
培養細胞の状態と患者さんのスケジュールを調整して手術日を決定します。
治療範囲により麻酔方法・手術方法が異なります。
例:口唇裂の傷あと/上口唇の傷あとと同時に鼻、唇の手術を行う時は全身麻酔になります。
当院は麻酔の専門医が常勤していますので安心です。
術後ケア・滞在
手術当日+術後1日目、2日目、3日目は抗生剤点滴。福岡市近郊の方は日帰りも可。
遠方にお住まいの場合、当院近隣のホテルに滞在していただきます。
ダウンタイム・経過
術後7日目あたりまでは被覆材が取れやすく、皮膚が刺激に弱い。
色素沈着・赤みなどが出ることもるが、通常6ヵ月ほどで改善する。個人差があり、1年かほどかかる場合もある。日焼け対策が重要。
定期検診・フォロー
遠方にお住いの方は、ホテルから帰宅後も写真やメールによるフォローも可能。
患者さんの状況に応じて受診。
口唇裂の傷あと治療の費用
| 参考費用 | 口唇裂術後の傷あとの治療:約1,100,000円 (皮膚採取手術手技料・培養費用・移植手術手技料・全身麻酔代を含む) 鼻の治療:約880,000円~耳介軟骨移植、鼻柱延長、鼻翼縮小など、行う内容により料金は変わります。 |
口唇裂の傷あと治療の症例
よくある質問
- どんな傷あと・変形にも対応できますか?
- 傷の状態や変形の程度は個人差が大きいため、診察で適応を判断します。
- 治療期間はどれくらい?
- 組織採取~培養~移植までを含め、治療内容により数ヵ月かかることがあります。
- 痛みやダウンタイムはありますか?
- 麻酔下での処置となり術後の腫れや赤みが出る場合がありますが、術後フォローを行います。
- 結果はどのくらい自然ですか?
- 再生医療を用いるため、ご自身の組織となじみやすく自然な見た目が期待できます。



