症例写真
培養表皮症例
培養表皮症例
レーザーアブレージョン+くりぬき+自家増殖因子成分添加+培養表皮移植法
-
術 前にきびの陥凹はかなり深い。他の治療でも改善しなかった。ところどころ、アイスピック状の変形がめだつ。
-
術 中にきびのある部分を全体に皮膚をけずる。赤い丸い部分がくりぬいた部分。さらにその上から培養表皮を移植しているところ。
-
培養表皮移植後3ヶ月にきびの凹凸が改善しているが、やや赤みが目立つ。
-
培養表皮移植後2.5年にきびの凹凸が改善している。移植部と周囲の皮膚との差はほとんどめだたない。
- 説明
- 培養表皮移植はご自身の皮膚のごく一部を採取して、体外で表皮細胞を培養したのち、体へ移植するという新しい治療です。この治療の利点はこれまでレーザー治療(フラクショナルなど)、アブレージョンのみで改善されなかったニキビ跡の陥凹が目立たなくなることです。欠点はご自身の切手代の大きさの皮膚を採取して培養表皮シートを作成するのに培養期間がかかることと、費用が高額になることです。
- 副作用(リスク)
- 術後感染、皮下出血、移植された培養表皮の剥離(物理的な刺激・こする・掻く等)、発赤、肥厚性瘢痕、ケロイド(ケロイド体質の方は必ず事前に申し出てください)、創傷治癒遅延(出血・感染・化粧などの科学的刺激・物理的な刺激・皮膚炎により上皮が脱落しびらん・潰瘍化・傷の治りが遅れる)、色素沈着、色素脱失、汗腺・皮脂腺の減少(真皮までアブレージョンした場合)、採皮部の瘢痕・肥厚性瘢痕・ケロイド、その他のリスク(薬に対するアレルギーや麻酔に伴うリスク)
- 費用
-
約1,100,000円~2,200,000円(皮膚採取手術費用・培養費用・移植手術費用・全身麻酔代を含む)
自家増殖因子成分添加については無料で行っているので加算はありません。